5日は4月の第1土曜日で、午前11時から辺野古のメインゲート前で県民大行動が開かれたので参加した。
主催者発表で600人の参加があったとのことだが、県内の市長選挙に負け続けていることで、オール沖縄の衰退が指摘されて久しい。
大浦湾側での工事も本格的に始まり、沖縄県民の中であきらめムードが広がっているのもあるだろう。
一方で自公政権も衆議院で過半数割れとなり、7月の参議院選挙も厳しい状況に置かれている。
政局は流動化しているのであり、沖縄の政党間で足の引っ張り合いをして機を逸すれば、市民に愛想をつかされるだろう。
まずは自公政権を倒して、新基地建設工事をいったん中止に追い込むこと。そのことに力を尽くすべきだ。
若者を含めて幅広い世代、地域に訴えるために、辺野古新基地建設の財政面での問題にもっと焦点を当ててほしい。
大浦湾の軟弱地盤の改良工事では7万7000本の砂杭を打設する。
その数を実感するために、同じ本数の爪楊枝を立てて示したグループがあり、注目を集めていた。
帰りに辺野古の集落内を歩いていたら、ツバメが飛んでいた。これからヤマトゥに渡っていくのだろう。