8月に入った。2日(金)は午前8時50分頃、名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
市民15人が参加し、ゲート前に座り込んで機動隊に強制排除されたあとも、歩道でプラカードを掲げてゲートに入っていく工事車両に抗議した。
生コンのミキサー車や生コンプラント用のセメント、砂などのほかに根固め袋材用の小さめの石材、護岸建設の捨て石となる大きめの石材、大浦湾埋め立て用の土砂(岩ずり)などが搬入された。
120台以上の工事車両が一度に入ったが、辺野古弾薬庫の新ゲート(商業用ゲート)建設を名目に造られた駐車場に工事車両が一時待機している。これが本来の目的だったのだろう。
午前10時6分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
新工事用ゲートから入ったダンプトラックが、K1護岸の近くに土砂(岩ずり)を下ろしていた。大浦湾埋め立て用の土砂の仮置きが続けられている。
N2護岸近くの仮置き場に作業員が集まっているのが見られた。
午後10時52分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
前日、羽地内海に台風避難していたA護岸建設用のクレーン付台船が戻った。
今日は試験用として打ち込まれた鋼管杭の周りに汚濁防止膜を再設置していた。
サンゴの移植作業に対し、カヌーチームが阻止・抗議行動を行っていた。
海保のGB(ゴムボート)がフロートの外に出て、打ち合わせをしたあとカヌーに対する弾圧に向かった。
カヌーメンバーは海保に対峙しながら、サンゴの移植作業に阻止・抗議行動を続けていた。
辺野古崎の作業ヤードには、フロートや消波ブロックの向こうに新工事用ゲートから入った大きめの石材が山積みになっていた。
N1・N2護岸建設用に搬入されていると思われ、かなりの量になっているので、そろそろ護岸建設が始まるかもしれない。
連日の暑さが地球温暖化の進行を実感させる。次の世代に残すのは軍事基地なのか、豊かな自然なのか。愚かな選択で次の世代に犠牲を強いることがあってはならない。