3日(水)は午前中がカヌー6艇と抗議船1隻(平和丸)で、午後はカヌー4艇と平和丸で海上行動を行った。
カヌーチームは午前8時に松田ぬ浜を出発した。航路付近で平和丸に乗り込み、沖を通って大浦湾に移動した。
一昨日、大浦湾に入ったクレーン船の動きをK9護岸の近くで監視した。
午前8時48分頃、クレーンが積んである資材を吊り下げ始めた。
同9時3分頃、横付けしてあるバージ船から鋼管杭を吊り下げはじめた。
いったん反対側の舷側に運んで鋼管杭を取り付けると、船首側に運んで汚濁防止膜の中に2本を打ち込んだ。
鋼管杭が打ち込まれている場所までは距離があり、カヌーで抗議するのは難しかったので、老朽化したフロートの交換に来た作業和船に抗議しながら、杭打ちの様子を監視した。
フロートはずす要所をカヌーで押さえていたので、タグボートが新品のフロートを近くまで運んできていたが、結局、交換をあきらめて作業和船は引き揚げていった。
サンゴの移植作業を行っている和船は、午前9時ごろに汀間漁港を出て、大浦湾の埋め立て予定地でサンゴの採取を行っていた。
その後、午前11時頃にカヌチャ沖に移動し、サンゴの移植作業を行っていた。
午後まで残ったカヌー4艇で、それに対し抗議を行っている。
午後1時6分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
安和の琉球セメント桟橋出口で交通事故が起こったため、現在、同桟橋と本部港塩川地区での土砂積み込みが中止されている。
土砂を積んだガット船が大浦湾に入って来ないので、土砂の陸揚げ、投入も行われていない。
午後1時半頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
午前中打ち込んだ鋼管杭の上に橋げた(作業台?)のようなものを設置する作業が行われていた。
午後1時40分頃、新たなクレーン台船が大浦湾に入った。
瀬嵩の森にはメディア関係者が多数、写真や動画を撮りに来ていた。
4日から鋼管杭打ち試験開始、という報道が多かったが、沖縄防衛局からすれば、準備が整ったから3日に開始した、ということなのだろう。
沖縄県民がどれだけ反対しようと工事をどんどん進める、という意思表示だ。
ウチナンチュー自身がもっと海やゲート前に出て行動しなれば、自公政権にいいようにあしらわれる。
米兵が起こす犯罪に怒りを噴出しなければ、日本政府も米国政府も通り一遍の対応をして終わりだ。