6月に入った。1日(土)は午前11時から名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で県民大行動が開かれたので参加した。
幼い頃から両親と一緒に辺野古新基地反対の行動を行ってきた渡具知さんが、大学生となって発言していた。
以前はよくお兄さんが発言していたが、彼女たちの子どもの頃の姿を思い出すと、名護市民・沖縄県民がこの問題にどれだけ長く苦労を強いられてきたかを実感する。
辺野古や高江、普天間基地のゲート前などで長年、反戦・反基地運動に取り組んできた人たちの口から、基地問題は自分たちの代で終わりにしたい、子どもや孫たちにこの問題を残したくない、という言葉を何度も聞いた。
その言葉を聞くたびに胸が痛んだ。沖縄に生まれ、生きてきた人たちが、なぜそのような言葉を口にしなければいけないのか。
いまはもう亡くなった人も少なくないのだが、敗戦後の米軍基地建設から施政権返還後の自衛隊配備、そして今日に至るまで、どれだけ多くの人が沖縄に集中する軍事基地の被害、事件、事故に抗議し、基地撤去のためにたたかいつづけてきたことか。
それでも、この問題は解決するどころか、子や孫の世代にも苦しみを強いて、さらに長く続こうとしている。
くすわじわじーしちぷしがらん。
午後はティダの会の総会があった。