30日の高江は、午前8時過ぎからN4のオスプレイパッド建設現場で工事が始まっている。N4から1時間近くかかる山の頂上付近の道に、作業員たちが通った跡が残っていた。29日の夜、こちらが監視体制を解いた後に、この道を通って北部訓練場内の宿泊所に入ったようだ。29日は早朝から10数時間も監視体制をとり続けており、参加者の疲労を考慮して、気になりつつもある時間で打ち切らざるを得なかった。山の近くでそれを待っていたのだろう。
この道はかなり山歩きをしている人でなければ分からない道であり、作業員たちが自力で見つけ出したとは思えない。米軍施設に直通する道として沖縄防衛局が教え、ここを使うように指示しているのだろう。そこまでしてオスプレイパッドを完成させようとしている。沖縄県の全市町村長、全議会議長がオスプレイ配備に反対し、東京行動に参加しているにもかかわらずだ。
N4のゲート付近から見ていると、工事現場に持ち込まれている中では一番大きいオレンジのバックホーが動いていたが、その後作業員総出でブルーシートを張り始めた。工事の様子を見られないように目隠しを作っていて、よほどやましいことをやっているらしい。あるいはよほど見せたくないことがあるのだろう。このような作業員の対応自体が、土砂崩れと赤土流出の深刻さを示しているのではないか。
小雨模様の1日だったが、お昼には差し入れのご馳走があった。いつも有り難くいただいている。心から感謝したい。
高江のオスプレイパッド建設は、これまでの積み重ねにより、沖縄防衛局・大米建設の動きをかなりつかみ得ています。土砂崩れ問題も発生しており、長時間の監視体制を支えるほどの人が集まれば、完成を阻止できます。ぜひ高江まで足を運んでください。オスプレイをはじめとした軍用機を沖縄の空から消しましょう。