写真は4月11日の午後5時17分と同31分に撮影したものだ。
新工事用ゲート前の抗議行動に参加したあと、辺野古の集落でティダの会のビラ配布を行っていると、米海兵隊のMV22オスプレイが国立沖縄高専近くのヘリパッド・フェニックスを使って離着陸訓練を行っていた。
辺野古区と豊原区上空をくり返し旋回し、爆音と低周波音が集落に響いていた。
久辺小中学校や保育園などの上空を、墜落事故を頻発している危険なオスプレイが飛び回っている。
うるま市石川の自衛隊訓練施設建設計画が、住民の強い反対で頓挫した。
住民がこれほど強く反対したのは、宮森小学校への米軍機墜落事故の記憶が鮮明に残っていたからだ。
宮森小学校の悲劇が明日、宜野湾や辺野古で起こらないといえるか。
久辺三区に限らず、住宅地上空で米軍機が好き勝手に訓練するのを許してはならない。
そういう思いで新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会では講演会を企画している。
ぜひご参加ください。
11日は夜、前日95歳を迎えた島袋文子さんの誕生祝をティダの会で行った。
島袋さんはいまも辺野古新基地建設反対の強い意志を持って、ゲート前の抗議行動に参加している。
沖縄戦の体験を基に戦争につながる一切のものを否定する。
それが沖縄の反戦・反基地運動の原点である。
島袋さんの強い意志を受け継いでいきたいものだ。