新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会主催で、上のような講演会を企画しています。
久辺三区(久志区・辺野古区・豊原区)の住民は、米軍のヘリやオスプレイの爆音だけでなく、廃弾処理の爆発音や小銃、機関銃の射撃音にも悩まされています。
辺野古有志の会とティダの会はこれまで、久辺三区上空での米軍機の飛行禁止、住宅地に近いヘリパッド・フェニックスの撤去、廃弾処理場の撤去などを沖縄防衛局に求めてきました。
また名護市教育委員会にはたらきかけて、名護市内全小中学校の児童生徒に、米軍機の騒音に関するアンケート調査も実施してもらいました。その結果は県内メディアでも大きく報道されています。
キャンプ・シュワブに隣接する久辺三区は、すでに米軍基地がもたらす様々な被害を受けているのです。このうえ辺野古新基地ができたらどうなるのか。
辺野古新基地建設に反対すると同時に、日常的に発生している基地被害に対する取り組みも重要だと考え、辺野古有志の会とティダの会では地域に根差した運動を追求してきました。
今回は宜野湾市で普天間基地の爆音問題に取り組み、3次の訴訟団事務局長を務めておられる玉元一惠さんをお招きし、宜野湾市の状況や反対運動、訴訟の取り組みなどについて語っていただきます。
屋久島沖での米空軍CV22Bオスプレイの墜落事故の原因も公表されないまま飛行が再開されて、沖縄の住民は墜落事故に巻き込まれる危険にさらされています。
子どもたちの安全と静かな学習環境を守るのは、私たち大人の義務です。多くの皆さんが講演会に参加されますことを呼びかけます。