5日(金)は午後2時23分頃、本部港塩川地区に行きガット船とランプウェイ台船への土砂積み込みに抗議した。
少人数でも要所で牛歩することで、土砂を積んだダンプトラックの動きを効果的に遅らせることができる。
時おり雨が降るなか、塩川地区では今日も粘り強い阻止・抗議行動が取り組まれていた。
運ばれてくるのは岩ずりというより赤土の塊にしか見えない。
石材を採取したあとの廃棄土砂が相場より高額の値を付けられ、辺野古新基地建設の埋め立てに使用される。
こうやって我々の税金が使われているのだ。自分の税金がこんな使われ方をして、あなたは不満や疑問を抱かないだろうか。
この日はガット船・第三十八ひなた丸が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
2400トンの積載が可能だが、午後4時10分頃に離岸するまで、1日かけても満載することはできなかった。
北側の岸壁ではランプウェイ台船・トウエイ3号に土砂の積み込みが行われていたが、こちらは5分の1にも満たない量しか積み込みができていなかった。
午後6時50分頃、安和の琉球セメント桟橋に行き、出入り口で行われている土砂積み込みへの抗議行動に参加した。
桟橋ではガット船・第七太海丸が土砂の積み込みを行っていた。
以前は午後7時20分頃には土砂の搬入を終えていたのが、現在は7時50分を過ぎても行われていて、前日4日は作業終了が午後8時10分だったとのこと。
午前7時から13時間にわたって作業が行われている。明らかに過重労働であり、沖縄防衛局がブラック労働現場を作り出している。
労働者の健康と安全のために残業規制が進む中、沖縄防衛局がやっていることは、辺野古新基地建設を優先し、労働環境の悪化を進めるものだ。
国が行う公共工事で残業が常態化するブラック労働が許されるのか。余りにもでたらめではないのか。