15日(金)は午後6時46分頃、名護市安和の琉球セメント桟橋の出口・入り口前で行われている抗議行動に参加した。
2月26日(月)から琉球セメントの安和桟橋に近い鉱山から、岩ずりの搬入が午後7時半を過ぎても行われるようになっているとのこと。
これまでは7時20分頃に岩ずりの搬入が終わっていたのが、7時40分頃まで搬入が伸びたことにより、作業の終了も午後8時頃になっている。
岩ずりの搬入は午前7時頃に始まっており、現場の作業員やダンプトラックの運転手は長時間の労働を強いられている。
4月1日から運送業の残業時間が年間で上限960時間に規制される。辺野古新基地建設にかかわっている運送業者の従業員の労働時間の実態はどうなっているのだろうか。
本来なら、午前8時から午後5時まで働かせるべきであり、公共工事で長時間労働が常態化しているのは異常である。沖縄防衛局は今すぐに是正すべきだ。
辺野古新基地建設を強行するだけでなく、働く労働者の健康や安全管理を怠るなら、労働基準監督署が現場の実態を調査し、指導すべきだ。
少ない人数で長時間の牛歩を行うのは、体力、精神面で負担が大きい。
午後8時まで現場で抗議をしている市民の力で、埋め立てに使用される岩ずり(土砂)を運ぶダンプトラックの数がかなり減らされている。
安和でも塩川でも、ガット船やランプウェイ台船に積み込んだ量しか大浦湾に運べない。マスコミに取り上げられることは少ないが、埋め立てを遅らせるうえで大きな力となってきたのが、安和と塩川での抗議行動である。
現在、作業時間の延長に抗議するために、午後7時以降の抗議行動にも参加してほしい、との呼びかけがなされている。1時間の参加でも力になります。夕方以降、時間の取れる人はぜひご参加を。
安和の琉球セメント桟橋では、ダンプトラックのタイヤを洗うために大量の水が消費されている。
残業時間が増えれば、当然消費される水の量も増える。その水道料金は我々が払う税金から出ている。
ダムの貯水量が50%を切り、水不足が深刻となるなかで、長時間の残業で水を無駄に使うのはやめるべきだ。
残業をやめて節水しろ、沖縄防衛局!
そもそも、辺野古新基地建設をやめて、税金の無駄遣いからやめろ。