3月4日(月)は午前11時52分頃、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
時おり雨が降るなか、30人近い市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて辺野古新基地建設反対を訴えた。
今日は語呂合わせで「サンシンの日」で、午後12時に合わせてゲートの向かいで「かじゃでぃふう」の独唱が行われた。歌と演奏が終わるのを待って、機動隊の強制排除が始まった。
セメントや砂、砂利など生コンプラントの材料や、K5~K7護岸建設用の岩石、残土搬出用の空トラックなどが入っていった。
鉄筋コンクリート製のL字型の資材が今日も入っている。あとで使われている場所を確認できたが、美謝川の函渠工で使われている分割式ボックスカルバートのようだ。
アスファルト舗装用の車両も入ったが、あとで別の場所から見ると、こちらは辺野古弾薬庫の奥の方に運ばれていた。
午後12時47分頃、新しく作られた第4ゲート付近から見ていると、大型クレーンが工事用ゲートから入ったL字型の鉄筋コンクリート製資材をトレーラー車から下ろしていた。
北上田さんが公開している美謝川切り替え工事の図面を見ると、位置としては函渠工が行われている場所と思われる。
インターネットで資材を画像検索すると、分割式ボックスカルバートと思われる。函渠とはボックスカルバート(箱型水路)のことであり納得がいった。
午後1時48分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
大浦湾の埋め立てに使用する土砂の仮置きが続けられている。
辺野古先のクレーンも動いていて、K6護岸の被覆ブロック設置を行っていたと思われる。
午後2時23分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸に2隻、N2護岸に1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
K8護岸は空のランプウェイ台船が接岸していて、作業は行われていなかった。
この日は朝、ガット船3隻(進朋、第八太海丸、第七太海丸)が大浦湾に入り、午前中、ランプウェイ台船に土砂を積み替えた。
この時間帯には、第八十八ひなた号からの海上ヤードへの石材投入は行われていなかった。