3月2日は県民大行動のあと、午後からティダの会で上のビラを久辺三区に配った。
新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会の要請を受けて、昨年、名護市教育委員会が市内の小・中学校で「米軍基地の航空機騒音などの音に関するアンケート調査」を実施した。
その結果を受けて、両会は沖縄防衛局に対し、久辺三区の住宅地上空での米軍機の飛行停止と、住宅地域に近い着陸帯・フェニックスの撤去を求める要請を行っている。
沖縄では米軍機が住宅地上空で、危険な低空飛行を当たり前のように行い、爆音被害だけでなく部品落下事故も起こしている。
屋久島沖でのCV22オスプレイの墜落事故以降、飛行停止を続けてきたオスプレイの飛行が再開される、との報道がなされている。米軍機や自衛隊機が民間地域に墜落し、大惨事が起こる危険性に私たちはさらされているのだ。
子どもたちの安全と良好な学習環境を守るのは、私たち大人の義務だ。辺野古に新たな基地が建設されば、久辺三区の子どもたちはこれまで以上の危険にさらされる。
日本各地を旅すれば、沖縄との基地被害の格差を実感する。沖縄の子どもたちはなぜ、ここまで基地被害にさらされなければならないのか。
これは沖縄に米軍基地を集中させてきた、日本人全体の問題である。