3月に入った。1日(金)は午後2時53分頃に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
小雨が降るなか、23人の市民がゲート前に集まり、辺野古新基地建設の資材搬入に反対した。
セメントや砂など生コンプラントの材料やクラッシャーラン、K5~K7護岸の石材、鉄筋コンクリート製の資材、残土搬出用の空トラック、フォークリフト、バックホーなどが入っていった。
今週、K5~K7護岸建設用の石材は、連日45台ほどが入っている。
この日は朝からずっと雨が降っていて、ゲート前に来ている市民、県警、沖縄防衛局員はみな雨合羽を着けるか傘を持っていた。
ところが、テイケイの警備員は雨具がなく、雨に濡れっぱなしになっていた。工事用ゲート前だけでなく、他の現場も同じだった。
土砂降りではなくても、長時間立っていれば制服に雨は染みとおり、最後はずぶ濡れとなる。
いくら沖縄でもこの時期に雨ざらしになれば、体は冷えて健康を害する。
天気予報で雨が降るのは分かっているのだから、本来なら雨具を付けて警備に当たるのが常識だ。
しかし、テイケイの現場責任者には、そのような常識が通用しないらしい。
これほど従業員を大切にしない企業は、ブラック企業としか言いようがない。
テイケイの社員は泣き寝入りしないで、労働者としての権利を主張した方がいい。どんなに言っても会社が無視するなら、労働基準監督署に訴えればいい。
午後3時52分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K2護岸の近くにダンプトラックが土砂を下ろしたが、これが最後の1台で、あとはブルドーザーとローラー車が土砂を均していた。
この日は朝、ガット船2隻(第三十八ひなた丸、清明)が大浦湾に入った。