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Channel: 海鳴りの島から
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辺野古ゲート前/県民大行動

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 2日(土)は午前11時から名護市辺野古のキャンプ・シュワブメインゲート前で、県民大行動が開かれたので参加した。

 1000人余の市民が集まった。発言者からは、前日、大浦湾の工事をめぐる代執行訴訟で、最高裁が沖縄県の上告を受理せず、県の敗訴が確定したことへの批判が相次いだ。

 国会議員や県議会議員のあいさつのほか、今日は海上行動メンバーの発言もあった。

 K5護岸工事で目の前に捨て石が投下される。その時のつらい思いや、それでも海に出て現場で行動する意義などが語られていた。

 うるま市の自衛隊訓練場に反対している市民からは、保守の皆さんにも反対の輪を広げるため、地域から地道に取り組んできたことが語られていた。

 白紙撤回の声が自民党県連や市長まで拡がってきたが、政府・防衛省はいまだ土地の取得を狙っている。今後、さらに運動を広げていくため、集会への参加や署名運動への協力が呼びかけられた。

 うるま市で新しい自衛隊基地が造られれば、その周辺1キロ以内は土地利用規制法の対象範囲となる。

 基地に隣接する住宅地域の人々は、基地が引き起こす事件・事故の被害だけでなく、国によってプライバシーや財産権の侵害を受ける危険性にもさらされる。

 狭い沖縄で新たな軍事基地が造られることは、これまで以上に深刻な問題を地域住民にもたらすのだ。

 写真を撮りながら会場を歩いていると、色々な人から声を掛けられ、挨拶や会話を交わした。話を聞いて情報交換ができる機会ともなっている。

 終了後はティダの会で集まり、昼食をとったあと、久辺三区でビラ配りを行った。

 午後1時56分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 この日は朝、新たなガット船は大浦湾に入っておらず、仮置きの土砂投入は行われていなかった。

 辺野古先付近のクレーンは稼働していて、K6護岸の建設工事が進められていた。

 


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