20日(火)は午後1時45分頃、本部港塩川地区に行き、埋め立て用土砂の積み込みに対する阻止・抗議行動に参加した。
1時に午後の作業が始まってから土砂を積んだダンプカーを止めていたとのことで、1時50分頃に機動隊が来るまでガット船・進朋への土砂積み込みができない状態が続いた。
機動隊が来たあともダンプカーが通る要所で牛歩による阻止・抗議行動が続けられた。
しだいに抗議に参加する市民も増えて、土砂の積み込みが大幅に遅れた。
ガット船・進朋には2台のベルトコンベヤーを使って土砂を積み込んでいるが、出入り口で牛歩が行われているので、ダンプカーも断続的にしか来ない。
ベルトコンベヤーは土砂切れとなって空回りが続いた。
北側の岸壁には土砂を積み込むランプウェイ台船・第五明豊丸が接岸していたが、ここまで来るダンプカーはなく、作業員たちも暇を持て余していた。
「ここより先はライフジャケットを着用してください!」という表示があるのだが、テイケイの警備員は誰もライフジャケットを着用していない。
岸壁の近くにいるわけでもないから必要ない、ということだろうが、だったら何のための表示なのだろうか。
午後4時15分頃、進朋への土砂積み込みが終わった。
午前・午後と1日かけても、喫水を見ると満載にはなっていない。以前は、午前中で積み込みを終了し、出港することもあった。
現在、本部港塩川地区では、大浦湾の埋め立てに使用する土砂が仮置きとして積み込まれている。また、大浦湾の海上ヤードに投下される石材が積み込まれている。
辺野古側埋め立て工区への土砂投入を遅らせるうえで、本部港塩川地区での阻止・抗議行動は大きな役割を果たした。
連日、本部島ぐるみ会議が行動をになっているが、多くの市民が応援に駆けつけてほしい。