1月23日も高江では、早朝からオスプレイパッド建設に反対する監視・阻止行動が行われた。しかし、午前8時過ぎから重機類の動く音が聞こえ、建設作業が行われている。N4のゲート付近から見ていると、白と青のトラックや黄色と青のバックホー、ローラー車などが砂利を運び、敷き均している様子が見えた。
23日は、お昼頃からMV22オスプレイやヘリの爆音が響き、N4ゲートやメインゲートなど北部訓練場を広範囲に使って飛行訓練が行われていた。27・28日にはオスプレイ配備に反対する東京行動が行われるが、その中で高江のオスプレイパッド建設問題はどのように取り上げられるだろうか。もし、現在、高江で進められているオスプレイの訓練場建設について無視するなら、行動の質が問われるだろう。
「オール沖縄」という掛け声の下で、見えなくされている問題がある。仲井真知事をはじめ保守系の政治家の多くは、高江のオスプレイパッド建設や先島への自衛隊配備について容認である。「オール沖縄」という用語が、そのことを隠蔽する便利な装置として利用されてはならない。
オスプレイ配備に反対しながら、オスプレイパッドの建設は容認する矛盾を、沖縄のメディアはどれだけ突き、批判し得ているだろうか。絵になる場面だけを追い、現に進められている工事や土砂崩れを現地に取材にも来ないメディアとは何だろうか。
高江では連日、早朝から夕方までオスプレイパッド建設を阻止するために取り組みが行われています。人口密集地であれ過疎地であれ、米軍機が住民に与える苦しみは同じです。オスプレイの配備、運用拡大を許さないために、ぜひ高江での監視・阻止行動にご参加ください。