２４日の高江は、ハゼの木の葉が陽に映える１日で、午後の日差しは暑いほどだった。今帰仁村ではハゼの木をパンジギーという。沖縄では数少ない紅葉する木で、桜の花と同じ時季に山野を彩っている。こういうヤンバルの自然を破壊して、２４日もオスプレイパッド建設工事が進められている。
午前８時過ぎから重機の動く音がし、午後５時過ぎまで工事が続けられた。Ｎ４のゲート付近から見ていると、バックホーが奥の方（東側）や南側で作業をしていて、土らしき物をトラックに積み込んで運び出したり、作業員がレーキで地面を均し、ローラー車で転圧している様子などが見えた。また、バックホーで地面を叩く音も聞こえていて、土砂崩れを起こしたこともあってか、東側や南側ののり面を整地し、強化しているようだった。
２４日は作業終了後、いつもなら森や山から出てくる時刻になっても、作業員たちは姿を見せなかった。今週の動きを見ると、北部訓練場内にあるプレハブの作業現場事務所に泊まり込んでいる可能性もある。いずれにしろ、早朝から監視・阻止態勢を取って、住民の生活とやんばるの自然を守る取り組みが明日以降も行われる。ぜひご参加を！