15日(金)は午前9時頃に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
12月も半ばになったが天気に恵まれ、暖かい日差しの下で20人ほどの市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設反対の声をあげた。
砂やセメントなど生コンプラントの材料のほか、空のダンプトラックの多さが目についた。
ゲートからはいろんな工事現場の資材が搬入されている。現在、辺野古側埋め立て1工区、3工区の追加工事のほか、美謝川切り替え工事、仮設橋梁整備工事、食堂新設工事、体育館造成工事、厚生施設等造成追加工事、ユーティリティ整備通信工事などが行われ、建物の解体工事も行われている。それらの現場に車両は向かっている。
空のダンプトラックは、造成工事で出た残土や建物解体で出た産業廃棄物などを搬出しているのだろう。
昨日、海上大行動で海に出た際、キャンプ・シュワブの様子を見ると建物の建設現場で生コンの圧送作業を行っていた。今日入った生コン車もそこに向かったと思われる。
また、工事用ゲートから入ったクレーン車が辺野古弾薬庫の奥に向かうのも確認できた。
辺野古新基地建設を名目に日本側の予算を引き出し、キャンプ・シュワブの老朽化した施設の建て替えや新たな施設の建設が行われている。それは沖縄の米軍基地の固定化、恒久化につながる。
日本政府がくり返す「沖縄の負担軽減」はまったくのまやかしだ。新しくなった施設を米軍は手放さない。いずれは自衛隊も使用するだろう。沖縄島北部は、米海兵隊と自衛隊の一大訓練場となり、殺戮と破壊の技術を磨く場となる。
自分たちの島をこれ以上「悪魔の島」にしてはいけない。
午前10時57分頃から11時半頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
この時間帯はランプウェイ台船の入れ替えが行われ、土砂を投入するダンプトラックの動きは止まっていた。
午前9時53分頃、辺野古弾薬庫側から大浦湾を見た時には、K8護岸で土砂の陸揚げが行われていた。
②工区の辺野古崎側には、新たに投入された土砂が積み上げられている。
午前11時56分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸は土砂を積んだランプウェイ台船が着岸したばかりで、ショベルカーが土砂を均し、陸揚げの準備を行っていた。
K8護岸はランプウェイ台船が接岸していたが、ダンプトラックの動きは見られなかった。
朝、ガット船は5隻(第十八藤進、第百三十六伊勢丸、聖嶺、寿鷲丸、marumasa6号)が大浦湾に入り、台船に土砂を積み替えていた。昨日は1隻も入らなかったので、今日はここ最近では数が多かった。
デッキバージの横についているクレーン付き台船の上には、デッキバージのアンカーブイが載っていた。
朝、庭の隅に月下美人が咲いていた。最近地植えしたのでまだ小さな花だが、これから成長していくだろう。朝一番にこういう花を見るのは気持ちがいい。
つわぶきに下がっているマーミナーイーブー(カマキリ)の腹は一段と大きくなっていた。
マーミナーは漢字をあてると豆菜でモヤシのことだ。イーブーはハゼ類のこと。カマキリの顔を見ると、モヤシの頭に見えないことはない。イーブーは腹の形がハゼに似ていると見たのか。ムカシンチュ(昔の人)の発想は面白い。