8日は午前9時10分頃、本部港塩川地区に行き午前中、辺野古新基地建設に使用される土砂の積み込みに抗議した。
港の桟橋にはガット船・美鍛丸が接岸し、2台のベルトコンベヤーを使って土砂が積み込まれていた。
連日、本部港塩川地区では本部町島ぐるみ会議の皆さんを中心に、土砂の積み込みに対する抗議行動が行われている。
人数は決して多くないが、出入り口での牛歩によって工事車両の出入りを大幅に制限している。
土砂を下ろした後、出入り口での抗議行動により採石場に戻ることができない工事車両が、港内に何十台も滞留していた。
砕石場に戻るのが遅れれば、港に運んでくるのも当然ながら遅れる。
以前は土砂を積んだダンプカーが列をなしていたが、今では1台か2台が間をおいてやってくる状態。
ダンプカーがなかなか来ず、ベルトコンベヤーの土砂が途切れて、積み込みが止まる場面がくり返された。
本来なら、午前中で積み込みを終えてガット船は港を出ている。
しかし、午後12時の段階でも喫水線を見れば、積み込みがまったく進んでいないのが分かる。
この日は午前中、沖縄県警・機動隊の姿もなく、効果的に抗議行動が行われていた。
連日、イスラエルによるガザ市民の虐殺が報じられている。
ハマスの地下施設があるからと病院や学校、避難所も無差別に攻撃し、市民を殺戮する。怒りが込み上げてならない。