写真は11月6日に撮影したもので、美謝川切り替え工事の様子。
上の3枚は国道329号線の東側(辺野古ダム側)の様子で、国道下に暗渠を通すため立坑の掘削が進められている。
次の4枚は国道329号線の東側(第2ゲート側)の工事の様子。
大浦湾側の埋め立てがなければ、美謝川の切り替えも必要なかった。海の破壊が川と森の破壊を生み出し、そこで生きていた動植物の生命が奪われる。
いくつもの暗渠を通る「川」が元の生態系を復活できるはずはない。
新たな河口はK9護岸の横にできるが、大雨になれば辺野古ダムから赤土を含んだ水が流れ込み、護岸周辺に滞積するだろう。サンゴや海藻、魚介類に大きな影響を与えるはずだ。
我々が歯止めをかけない限り、辺野古新基地建設による自然破壊の連鎖はずっと続くのだ。
こちらも11月6日に撮った写真で、辺野古弾薬庫の新ゲート建設の一環で行われていた国道329号線の拡幅工事が大方終わり、11月から片側交通規制が解除されている。
金網フェンスの内側では、土地の造成工事が続けられている。道路や施設の区画が形になってきた。
沈砂池の横では大型クレーンの組み立てが行われていた。
美謝川切替工事現場と隣接して行われていた第4ゲートの建設工事は、アスファルト舗装が終わっていた。