13日(金)は午前8時40分頃に本部港塩川地区に行き、ガット船への土砂積み込みに抗議した。
ガット船・marumasa7号が着岸していた。いつもは午前7時半頃から土砂の積み込みが行われているようだが、トラブルがあったようで積み込みが始まっていなかった。
船首付近にロープが絡んだらしく、潜水士が潜ってロープを除去しているようだった。
marumasa7号の積み込みが始まったのは、1時間半以上遅れて午前9時10分頃だった。
出入口付近を中心に牛歩による抗議が取り組まれた。
現場の状況を熟知している皆さんが、少人数でも効果的な行動をしているので、ベルトコンベアーに土砂を下ろすダンプカーが途切れ、積み込みが止まる時間がかなりあった。
午前11時半頃、marumasa7号が離岸した。
本来なら土砂を満載して出航するはずだったろうが、喫水線を見るとわずかな土砂しか積み込めなかったことが一目瞭然だ。
ガット船のトラブルがあったとはいえ、この結果を生み出しているのは、早朝から現場で抗議している市民の努力である。
その努力がなければ、marumasa7号は午前中で土砂を積み終えていただろう。
辺野古新基地建設を止める、あるいは遅らせるには、埋め立てに使用する土砂の積み込みを止めるのが最重要だ。
本部港塩川地区で抗議することの意義と重要性が、marumasa7号の喫水線を見るとよく分かる。