11日(水)は午後12時前に辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
30人ほどの市民がゲート前の座り込みや歩道でプラカードを掲げ、辺野古新基地建設反対を訴えた。
沖縄もミーニシ(新北風)が吹き、最高気温も30度を切るようになった。それでも昼間の日差しは強い。
水曜日は平和市民連絡会が現場の指揮を執る。女性たちの歌声が響くなかで、座り込む市民はそれぞれの抵抗を行っていた。
2回目に入った工事車両は20台ほどだった。生コンプラントの材料のほか、生コンの圧送車が1台入り、他は残土を搬出する空のダンプカーが目立った。
工事車両が入るといつものようにゲート前でデモ行進し、シュプレヒコールで沖縄の軍事基地強化に反対する声をあげた。
美謝川切り替え工事の現場や辺野古弾薬庫新ゲート建設現場を見たあと、午後2時頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8護岸ではランプウェイ台船・屋部7号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
この時間帯はK9・N2・K8の3か所の護岸で土砂の陸揚げが行われていて、土砂を運ぶダンプカーの数も多かった。
少なくても4か所に土砂が投入されていた。空からの映像では、辺野古側の埋め立て工区は土砂の投入が完了し、平坦になっているように見える。
だが、豊原の高台から見ていると場所によって高低差があり、低い場所に投入が続けられている。
当初計算されていた土砂の量では足りなかったのか。沖縄防衛局はきちんと説明すべきだ。
午後2時半頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸は1隻、N2護岸は2隻、K8護岸は1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。N2護岸の1隻はネットがかぶせられたままで陸揚げ作業が行われていなかった。
ガット船は4隻(第三十八ひなた丸、栄雄丸、第八丸喜丸、第五十一進宏丸)が停泊し、ひなた丸がランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。他の3隻はすでに積み替えを終えていた。