写真と動画は10月3日の午前中に撮影したもの。
ゲート前での抗議行動を終え、午前9時39分頃に美謝川切り替え工事の様子を見に行った。
国道329号線の東側(辺野古ダム側)の現場では、富士化学のSL水ガラス(ケイ酸ナトリウム溶液)を使い、地盤強化のための薬液注入工が行われていた。
森を切り崩した法面では、モルタルを吹き付けたあと、削孔機を使って法面の補強工事が行われていた。
上の4枚の写真と動画は、同じく3日の午前9時54分頃に撮影したもので、辺野古弾薬庫新ゲート建設現場の様子。
新ゲート入り口付近の歩道の整備が終わり、国道329号線の車道の工事に入っている。
金網フェンスの内側では、新ゲートの関連施設建設に向けて大規模な造成工事が進められている。
日本政府はしきりに沖縄の「負担軽減」を口にするが、海を破壊して新基地を建設するだけでなく、森を破壊して辺野古弾薬庫の建て替え、整備も進めている。
これは明らかに沖縄の基地機能の強化であり、自衛隊の強化と相まって沖縄の負担を増加させるものだ。
日本政府の片棒を担いで玉城知事に圧力をかけるのに熱心な日本のマスコミは、この実態には目を向けようともしない。権力の忠犬としか言いようがない。
美謝川切替工事現場と辺野古弾薬庫新ゲート建設現場の間では、車両をチェックする施設が造られている.
3日に見ると、警備ボックスの上にキャンプ・シュワブ第4ゲートの表示が設置されていた。