10日(月)は午後、カヌー4艇と抗議船2隻(平和丸、不屈)で海上行動を行った。
今日も暑い1日で、沖には入道雲が立ち上がる。それが近づくと通り雨になった。
午後12時54分頃、カヌーで松田ぬ浜を出発し、オイルフェンス沿いに辺野古崎付近まで漕いだ。
この日は何度もウミガメの姿を目にした。海底の砂地に生えているアマモを食べにアオウミガメが集まっているようだ。
午後1時10分頃にガット船2隻(第百三十六伊勢丸、聖嶺)が大浦湾から出ていった。
この日は朝、ガット船3隻が大浦湾に入っており、午後3時10分頃に残りの1隻(第五十一進宏丸)が出ていった。
K4護岸で唯一開いていた場所をふさぎ、L字型擁壁を完全につなぐ工事が行われている。
キャンプ・シュワブの浜では、海兵隊がゴムボートを出して訓練を行っていた。
キャンプ・シュワブ内の浜の一角に緑のネットが張られていた。
松田ぬ浜に近く、フェンス越しに見える場所で、ウミガメが産卵した場所を保護しているようだ。カメラが2台設置されていた。
以前は砂浜が辺野古崎まで続き、数か所で産卵が行われていた。その半分ほどが埋め立てられ、残された浜に産卵するため今もウミガメが上がっている。
新基地建設によって砂浜を破壊することが、そこに生きる生き物にとってどれだけ罪深いことか。改めて怒りを覚える。
辺野古崎付近で雨が降ったので、早めに海上行動を切り上げたが、もっと状況判断をしっかりとし、粘って行動すればよかったか、とあとで反省した。
午後3時19分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K9・N2護岸から陸揚げされた土砂が、K1~K2護岸近くに投入されていた。
午後3時36分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
K9護岸に1隻、N2護岸に2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。K8護岸は使用されていなかった。