27日(火)は名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、辺野古新基地建設のための土砂を積み込むガット船に抗議した。
午前8時33分頃、安和の現場に着くと桟橋にはガット船・國喜18が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
積み込みが終わるまでの時間を計算し、カヌーで海に出るにはまだ早かったので、桟橋の出入り口に行った。
今日も早朝から市民が駆けつけ、土砂を運び込むダンプカーに対し、牛歩で抗議していた。
この抗議行動がなければ、ダンプカーは2台、3台と続けざまに入ってくる。しかし、出入り口で列を組んでゆっくり歩くことで、信号の変わり目に1台しか入れない状態が続いた。
午前9時半頃、カヌー3艇とゴムボート1隻で海に出た。
カヌー1艇が桟橋下でカヌーを網に固定し、2艇は國喜18の出航に合わせて航路付近で抗議行動を行った。
数は少なくても、これまでの経験の積み重ねがあり、いつもの行動を続けることで成果は出せる。
抗議行動がなければ國喜18は午前11時過ぎには出航していただろう。抗議によって実際に出向できたのは午後12時24分頃だった。
沖縄は梅雨が明け、本格的な夏の暑さとなった。陸でも海でも熱中症に気をつけながら現場での行動を続けたい。
辺野古に戻ってカヌーなどを片付けたあと、テント周辺の草刈り作業を行った。
午後4時半頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見ると、K1護岸近くほか3か所ほどで土砂の投入が行われていた。
午後4時50分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9・N2護岸にはそれぞれ2隻、K8護岸には1隻で計5隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
この日は朝、5隻のガット船が沖に姿を見せていた。土砂の積み替えを終えて大浦湾から出ていたが、しばらくは好天が続くようなので作業を加速させたいだろう。
あちさにまきらんぐとぅ、ゆくたい、あしだいしーがちなー、抗議行動ちばらなやーさい。
瀬嵩の森から帰ろうとしたら、階段のところでフタオチョウが羽を休めていた。
実家の庭では毎晩、セミが羽化している。6月ももうすぐ終わりだ。