26日(金)は午前11時57分頃、キャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
台風2号が沖縄方向に進んでいるが、今日は五月晴れで、15人ほどの市民がゲート前に座り込み、辺野古新基地建設反対を訴えた。
ゲートに入っていく工事用車両は、残土を搬出する空のトラックが多かった。他に砂やバラス、足場用資材などが搬入された。
生活に追われて辺野古のゲート前に行くのは久しぶりだったが、今日も抗議行動は粘り強く続けられている。
日々行動を重ねていくことがどれだけ大変か。マスコミは目新しいことばかりを追いかける。しかし、本当に力を持つのは、日々、現場で、抗議行動を続けることなのだ。
運動を広げるためにはメディアの注目を集めることも大事だろう。しかし、実際に現場で運動を支えているのは、メディアやインターネットで話題になる人でもなければ、どこそこの組織のリーダーでもない。辺野古でも安和でも塩川でも、あるいは沖縄・全国の各地でも、現場で地道に行動を続けている人達だ。
ガソリン代も値上がりし、時間と金を費やして辺野古に通うのも簡単ではない。それだけに余計、長く行動を続けている皆さんには頭が下がる。
午前10時50分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
台風2号対策のため、埋め立て工事は行われておらず、護岸周辺のオイルフェンスの撤去作業が行われていた。
午前11時16分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
台風2号避難のため、ランプウェイ台船やK9・N2護岸のスパッド台船は、すでに羽地内海に移動している。
ガット船も未明から奄美諸島の大島海峡に向けて移動している。寿鷲丸は羽地内海に入っていた。
仮設道路上にはオイルフェンスが片付けられていた。
大浦湾内に見えるのは、海保のゴムボート数艇と作業和船だけだった。それらも明日には仮桟橋とともに陸揚げされるだろう。