7日(水)は午前8時52分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
20数人の市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて今日も新基地建設に抗議の意思を示した。
ロシアのウクライナに対する侵略戦争の報道を見れば、現在の戦争で有力な兵器として活用されているのはドローンでありミサイルだ。ウクライナの戦場でオスプレイのような速度が遅く、図体のでかい輸送機を使用すれば、簡単に撃墜されるだろう。
アフガニスタンやイラクの戦場でも、オスプレイは前線では使えない輸送機と言われていたのではないか。島嶼部をめぐる中国軍との戦闘でオスプレイを使用する。そんな戦闘があり得るのか。
オスプレイがそんなに有用なら、ゼレンスキー大統領は米国にオスプレイの提供を求めるのではないか。辺野古新基地建設は時代遅れの虚構の上に成り立っているのではないか。
完成する当てのない新基地建設のため、莫大な予算が浪費されている。これを放置するのは愚か極まりないが、多くの日本人はそのことに気づきもしない。日本が衰退するのは当たり前だ。
再生路盤材が大量に搬入されたが、埋め立て工区に排水管を設置するために使用されるのだろうか。〈FRPM 特厚管 C形〉と記された管が連日搬入されている。
ほかに砂利や残土を搬出する空トラックなどが60台余入った。
ゲート脇の監視台から1人の米兵が抗議行動の様子を見ていた。
ガソリン代が値上がりして、辺野古に通うのもこれまで以上に金がかかる。日当をもらっている、などというデマはとんでもない話で、米軍基地が押しつけられることによって金も時間も失っていく。
自分は痛くもかゆくもない場所にいて、「沖縄の基地問題」をインターネットで好き勝手に書き、発言しているものほど嫌悪感を覚えるものはない。
午前10時36分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
この日は海が荒れてガット船が大浦湾に入っていない。それでも午前中、K9・N2護岸にはランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げ、投入が行われていた。
午前9時39分頃にキャンプ・シュワブ第4ゲート付近から、同10時38分頃には瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
N2・K9護岸ともにランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。土砂切れで次のランプウェイ台船の用意はなかった。