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Channel: 海鳴りの島から
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土曜日にも進められている辺野古新基地の埋め立て工事

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 6日(土)は午前11時45分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸にはランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。

 N2護岸ではランプウェイ台船が1隻着岸したばかりで、ショベルカーが土砂の上で足場を作っていた。護岸上にはまだダンプカーの姿はなかった。

 この日は朝、ガット船4隻(第十八藤進、寿鷲丸、第百三十六伊勢丸、清明)が大浦湾に入った。前日から残っている3隻(栄雄丸、聖嘉、第八そそうほう丸)と合わせて7隻が停泊し、台船に土砂の積み替えなどを行っていた。

 午後12時頃、豊原の高台から辺野古側埋立工区の様子を見た。

 土砂の投入が行われていたが、このあと昼休みに入ったようだった。

 土曜日は工事用ゲートからの資材搬入がないので、ゲート前の様子だけを見ていると工事が行われていないように見える。

 しかし、海上ではいつも通りガット船が入り、土砂の陸揚げ、投入という埋め立て工事は進められている。

 この日は安和の琉球セメント桟橋や本部港塩川地区での土砂積み込みも行われていた。

 日本政府や自民党・公明党は、沖縄県知事選挙を前にして辺野古側の埋め立てが進んでいることを強調するだろう。そうやって沖縄県民をあきらめや無力感に陥れ、どんなに抗っても国のやることには勝てない、だったら取れるものを取った方がいい、という意識に誘い込む。

 政府や自民党、公明党がどの面下げて「民主主義」を口にできるのだろうか。辺野古の新基地建設現場では、民主主義が砕石や土砂で埋められている。

 沖縄への基地押し付けを先頭で担っていたのが、安倍晋三元首相だった。「台湾有事」を煽って軍事的緊張を作り出せば、日本政府は米国産の兵器を爆買いし、米国の軍需産業が儲かる。

 沖縄人の犠牲など金儲けのためには顧みられない。すべては米国の利益のため。安倍元首相が死んでも、その構図は何も変わらない。

 


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