16日(土)は午後1時37分頃、本部港塩川地区に行き、辺野古側海域の埋め立てに使用する土砂の積み込みに抗議した。
3連休初めの土曜日だが、埋め立て工事はいつも通りに行われていた。途中、安和の琉球セメント桟橋の様子を見ると、ガット船・清明が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。清明の前には第八丸喜丸が積み込みを終えている。
本部港塩川地区では、かいおう丸に続いて2隻目の第八そうほう丸が接岸し、ベルトコンベヤーを使って土砂の積み込みを行っていた。
普段はランプウェイ台船も並行して土砂の積み込みを行っているが、今日の午後はガット船1隻が接岸しているだけだった。
第八そうほう丸は午後2時41分頃、積み込みを終えて離岸した。
入れ替わりで午後3時頃に聖嘉が着岸した。午後3時7分頃からベルトコンベヤーを使って土砂の積み込みが始まった。
土曜日ということで抗議する市民が少なかったが、女性2人が頑張って工事車両の前を行き来し、土砂の積み込みを遅らせていた。
聖嘉は午後4時16分頃まで土砂の積み込みを行っていたが、その4分の1くらいの時間はベルトコンベヤーの所までダンプカーが行けず、土砂を積み込めなかった。
時間切れとなって、土砂を積んだまま鉱山に戻るダンプカーがかなりあった。抗議する市民がいなければ、これらは聖嘉に積み込まれたものであり、往復して新たな土砂も積み込まれていただろう。
暑い中、本部島ぐるみ会議を中心に安和・塩川では連日、土砂積み込みに対する抗議行動が取り組まれている。塩川地区は効果的に抗議できる場所なので、足を延ばして参加したい。
この日は朝、大浦湾にガット船が7隻(美鍛丸、栄雄丸、神峰、第八太海丸、進朋、第百三十六伊勢丸、marumasa3号)入っている。沖縄戦の戦死者の遺骨が混じっているということで、マスコミは南部の土砂問題ばかりを取り上げ、現に埋め立てが進行している北部の土砂には関心を示さない。
遺骨が混じっていようがいまいが、辺野古の海、大浦湾を埋め立て、新たな軍事基地を造るために、どんな土砂でも使うことを許してはならない。