写真は5月23日(月)のお昼頃に撮影したものだ。キャンプ・シュワブの第4ゲート周辺の工事状況だが、国道沿いから見下ろせる窪地を覆うように単管の足場が組まれている。
辺野古弾薬庫の新ゲート建設工事が進められているが、窪地で周辺から雨水が流れ込むため、これから地盤改良工事が行われるようだ。
米国のバイデン大統領が来日し、「台湾有事」で軍事介入するとの発言を行い、中国を挑発している。あとから修正する発言がなされているが、中台危機を煽って東アジアに軍事的緊張を生み出し、日本や韓国に米国製の軍事兵器を大量に売り込もうという意図が透けて見える。
自民党はGDP比2パーセントの防衛費拡大を打ち出しているが、増額分をどこから持ってくるというのか。貧困、未婚、少子化、新型コロナ、物価高……、庶民は生活苦で喘いでいるが、ロシアのウクライナ侵略と「台湾有事」で不安を煽り、軍事強化を進めようとしている。
普天間基地は返還されないまま、辺野古新基地建設や辺野古弾薬庫の建て替えと新築、自衛隊の増強が進められている。これが沖縄の現実だ。
この現実の流れに抗して沖縄人自身が行動しなければ、何度でも「捨て石」にされる。