17日(火)は午後12時前にキャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
前日は5・15の平和行進・県民集会の参加者がやって来て、ゲート前に500人ほどが集まったとのこと。工事車両を1時間ほど止めたようだが、人が集まればそういうことも可能となる。
今日の2回目は全体で20人ほどの市民が参加した。排除しようとする機動隊に対し、ぎりぎりまで粘って座り込みの抗議を行った。
生コンのミキサー車やK8護岸の延伸工事に使用する砕石が、今日も大量に運び込まれた。
沖縄は梅雨で連日の雨だ。新型コロナウイルスの新規感染者も2000人を超える日が続いている。
厳しい条件のもと、抗議行動を続けるのは簡単ではない。辺野古まで往復するガソリン代も高い。それでも、強行される工事を黙って見ているわけにはいかない。
午後1時7分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
雨で霞むなか、土砂を積んだダンプカーが行き来し、②区域の埋め立て工事が進められていた。
午後1時37分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
臨時制限水域の瀬嵩側の角で、オイルフェンスを設置する作業が行われていた。
K9・N2護岸ともにランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。
ガット船は第八丸喜丸1隻が、ランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。昨日、今日と大浦湾に入るガット船の数が1隻しかなく、土砂の補給が間に合っていない。
K9・N2護岸で土砂の陸揚げ作業を行っているランプウェイ台船4隻のほかに、待機している台船が4隻ある。そのうち3隻は空だった。
デッキバージも空なので、入れ替え可能な台船は、第八丸喜丸から土砂を移している1隻しかなかった。
K8護岸では被覆ブロックの設置が行われていた。ゲートから運び込まれる岩が、海底を破壊し、潮の流れを変え、何千年と続いてきた大浦湾の生態系を狂わせている。
5・15が終わった。大事なのは、そのあとに何をするかだ。