12日(土)は風が強く、海上行動は中止となった。
草刈り作業や松田ぬ浜でゴミ拾いをしたあと、午前10時42分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
土砂を運び、投入するダンプカーの動きはなかったが、ローラー車が数台、埋め立て地の転圧を行っていた。
K4護岸の排水施設やL字型擁壁の内側に作業員の姿が見えた。
土曜日は工事用ゲートが閉まり、資材の搬入は行われないので、生コンの打設など目立った工事は行われていなかった。
午前11時10分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸には土砂を積んだランプウェイ台船が1隻、着岸しようとしているところだった。
K9護岸上には土砂を運ぶダンプカーが並んで待機していた。
K9護岸奥の沈砂池付近に小型テントが張られ、作業員の姿が見えたが、この時間帯に目立った作業は行われていなかった。
N2・K8護岸に接岸しているものを含め、残りのランプウェイ台船7隻はすべて空の状態だった。
デッキバージも空のままとなっている。
ガット船は1隻(進朋)が停泊していたが、すでに土砂の積み替えを終えていた。船舶位置情報で見ると、午後に大浦湾を出て塩川沖に向かっている。
午後12時ちょうどにK9護岸から土砂の陸揚げが始まった。
ただ、台船に載っている土砂は陸揚げに2時間もかからないほどの量で、N2・K8護岸は稼働せず、いつもの土曜日に比べれば、陸揚げ・投入量はかなり少なかった。