8日は午後3時28分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
土曜日で工事用ゲートは閉まり、資材の搬入は行われていないが、辺野古側工区の埋め立て工事は行われている。
K9、N2、K8の各護岸ともに土砂の陸揚げが行われていた。
K8護岸では空になったランプウェイ台船が離岸し、入れ替えが行われているところだった。
ガット船は3隻(第百三十六伊勢丸、進朋、清明)が停泊し、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。
時間が遅かったせいか、サンゴの移植を行う船の姿はなかった。早い時間に移植作業があったかどうかは分からない。
K9護岸の奥の美謝川切り替え工事の現場では、作業員や重機類の動きは見られなかった。
午後3時51分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
ダンプカーが頻繁に行き来し、土砂が②工区の3か所に投入されていた。
ブルドーザーが土砂を広げ、ローラー車が転圧する。中央部の嵩上げが進んでいるので、その両側で作業が進められていた。
大型クレーンを使用し、排水施設関連と思われる工事も連日行われている。
8日の沖縄の新型コロナウイルス新規感染者は1759人となっている。在沖米軍の新規感染者は302人で、人口10万人あたりの感染者では世界最悪と言われている。
今の沖縄の感染状況を引き起こしたのは在沖米軍である。日本の検疫を受けず、本国でPCR検査も受けていない米兵たちが、マスクをつけずに沖縄の市中に出て、オミクロン株の感染を広げている。
米軍に物も言えない自民党・公明党政権のもとで、これは起こるべくして起こった犯罪的事態だ。
すべての米軍基地を即座に封鎖し、工事を止めて作業員の出入りを止めるべきだ。日本政府・沖縄防衛局がこうやって平然と工事を続けることは、作業員の安全性を無視し、沖縄県民を侮辱するものだ。断じて許すことはできない。