11日(木)は所用で大宜味村に行ったのだが、名護市から同村に至る海岸に大量の軽石が打ち寄せていた。
国道58号線を車で走っていると、羽地付近から海に漂う軽石が見える。一瞬、潮が引いて砂浜や干潟が広がっているかのように錯覚する。
昨日、今日と北西の風が強いので、軽石は沖縄島北部の西海岸に漂着しているようだ。
東海岸では風が沖に向かって吹くので、辺野古や大浦湾では軽石が減ったらしく、昨日から土砂の陸揚げ、埋め立て工事が再開している。
しかし、海中には細粒化した軽石が漂っているし、風向きは日によって変わる。北東の風になれば、また辺野古の海岸や大浦湾に軽石が寄ってくるだろう。
沖縄防衛局が無理をして工事を強行し続ければ、いずれエンジンが故障する船が出てくるのではないか。それが原因で事故が発生したら、沖縄防衛局はどう責任を取るつもりか。
無益な工事は即座に止めて、日本政府は軽石の除去や新型コロナウイルスの感染防止のために予算を使うべきだ。