6日(土)はオール沖縄会議主催の第2回ブルーアクションが県内各地で開かれた。
辺野古では浜のテントで集会が開かれたので参加した。朝から雨風が強く、時おり雷も鳴る天気だったが、150人ほどの市民が集まり、辺野古新基地建設反対を訴えた。
沖縄県選出の国会議員、県議会議員のあいさつが続いたあと、本部町島ぐるみ会議から安和・塩川での抗議行動と調査活動の報告があった。
ヘリ基地反対協と海上行動メンバーの発言もあり、テントの内外でプラカードやパドル、横断幕、旗などを掲げ、辺野古の現場に多くの人が足を運んでくれるように訴えた。
外に立って集会に参加した皆さんは、激しい雨風で大変だったと思う。それだけに、新基地建設を許さない!という強い意志が示された集会だった。
集会の様子はユーチューブで配信、投稿されているので見てほしい。
集会を行った浜テント前の砂浜に軽石が漂着していた。
現在、県内各地の海岸に漂着し、漁業や観光などに影響を与え、大きな問題となっている。
今帰仁村の海岸にも大量に漂着していて、運天港では伊是名島、伊平屋島を往復するフェリーの定期船が港に入れない状況となっている。
辺野古漁港の出入り口は汚濁防止膜でふさがれていた。防止膜の外側には細かい軽石が溜まっている。
漁船が泊まっている近くの砂地にも軽石が漂着している。細かい軽石がすでに港内にも入っているようだ。
瀬嵩の浜に行くと、そこにも軽石が漂着していた。大浦湾の奥の砂浜でもこのような状態だから、臨時制限水域を示すオイルフェンスやフロートの周りにも、大量の軽石が漂着しているだろう。
いつもは土曜日も土砂の陸揚げ、辺野古側埋め立て工区への投入が行われている。しかし、この日は埋め立て工事などの海上作業はまったく行われていなかった。N2護岸の作業もなかった。
悪天候によるものか、軽石の漂着によるものか、工事が行われなかった理由ははっきりしないが、週明けの動きに注目したい。
ガット船は栄雄丸とmarumasa3号の2隻が停泊していた。ガット船が大浦湾を出入りするには、長島近くの航路を通るためにオイルフェンスを大きく開けなければならない。
そうすればオイルフェンス周辺や沖の方から軽石が流入し、湾内で作業をする船舶にもエンジントラブルなどの影響が生じる。
沖縄防衛局は危険を冒して工事を行うべきではない。ガット船による土砂運搬をはじめ、いっさいの海上作業を中止して、軽石の除去に力を尽くすべきだ。