4日は安和から辺野古に戻り、カヌーなどを片付けたあと道路脇の草刈りをして、午後4時25分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8・K9護岸から陸揚げされた土砂が、②-1工区に投入されていた。
午後4時52分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
ガット船は、2日に安和で抗議した第八大海丸が1隻停泊し、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。
N2護岸では前日に続き、被覆ブロックの設置が行われていた。
奥に見えるのは、K8護岸で土砂を陸揚げするダンプカーの車列。ランプウェイ台船の上で土砂を積み込んだあと、辺野古側の埋め立て工区に向かう。
N2護岸が完成すれば、同じように土砂の陸揚げ場として利用される。
「移植」の名のもとにサンゴが除去=破壊され、再生不可能な形で護岸建設が強行されている。
日本政府はSDGs(持続可能な開発目標)の推進を打ち出しているが、この光景のどこにそれがあるのか。サンゴをはじめ沖縄の自然を二度と戻せない形で破壊し、何を持続するというのか。
辺野古新基地建設を推進、容認している政治家たちに「持続可能な開発」という言葉を使う資格はない。聞こえのいい言葉を口にし、環境に配慮する姿勢を打ち出す欺瞞がはびこっている。
朝、辺野古の松田ぬ浜の空は秋の深まりを感じさせた。
水温が低くなってきたので、久しぶりにカヌーに乗る人は防寒対策に注意してほしい。
軽石の漂着を警戒し、辺野古漁港でもオイルフェンスが入り口付近に張られていた。現在のところ、船の出入りはできるようになっている。