28日(金)は午前9時前にキャンプ・シュワブゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
新型コロナウイルスの感染が減少しているので、ゲート前の抗議行動にも人が戻りつつある。
とは言っても、以前に比べればまだまだ少ない。1回目は20数名の市民が、ゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げたりして、選挙期間中も強行され続ける新基地建設工事に反対の意思を示した。
沖縄は今が最も過ごしやすい季節だ。冬場は新型コロナウイルスの第6波が予想されているので、ぜひこの時期に辺野古ゲート前や海上、安和、塩川での抗議行動に参加してほしい。
1回目は40台ほどのダンプカーが入ったが、砂利を積んだ車両が2台あるだけで、他はすべて荷台が空だった。
それらの車両はキャンプ・シュワブの奥の方から赤土を積んで出てくる。埋め立て以外の工事現場から出ている残土を搬出しているようだ。
メインゲートそばの工事現場では、金網沿いにU字溝やブロックを積む作業が終わり、土の埋め戻しや瓦礫の撤去、整地作業などが行われていた。
午前8時20分頃から43分頃にかけて、瀬嵩の海岸や豊原の高台から大浦湾と辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
すでにK9護岸では土砂の陸揚げが始まっていて、②工区や②-1工区に土砂が投入されていた。
ガット船は1隻(第八藤進)が大浦湾から出て、入れ替わりで4隻(清明、美鍛丸、聖嘉、第八丸喜丸)が入った。
ゲート前の抗議行動を終えたあと、午前9時51分頃にあらためて豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。②工区と②-1工区への土砂の投入が続けられていた。
晴天が続き、埋め立て現場では車両が通るたびに土煙が舞っていた。
午前10時28分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
湾内には朝入ったガット船4隻のほかに前日から残る神峰が停泊し、台船に土砂の移し替えを行っていた。
N2護岸ではクレーン車がもっこを下げており、砕石を投入して伸ばす作業が行われていた。
カヌチャ沖ではサンゴの「移植」作業が行われていた。作業を行う船は午前7時半頃には辺野古漁港を出たようだ。
衆議院選挙も3日攻防に入った。辺野古新基地建設を止めるためにも、政権交代に向けて歩を進めたいものだ。