26日(火)はカヌー10艇とゴムボート1隻(やいま)を名護市安和まで運び、琉球セメント桟橋で抗議行動を行った。
午前8時49分頃、現場に着くと琉球セメントの桟橋では、ガット船・第八高砂丸が土砂の積み込みを行っていた。大型の船なので積み込み終了が午前11時過ぎになるとのことだった。
カヌーやゴムボートを準備したあと、午前10時半まで出入口で埋め立て用土砂の搬入に抗議した。
午前11時12分頃、第八高砂丸の土砂積み込みが終わったのを確認し、カヌーに乗って琉球セメント桟橋に向かった。
カヌー10艇が航路や桟橋周辺などに広がり、船を取り囲む形で海上からの土砂搬出に抗議した。
規制する海保にカヌーメンバーは拘束され、午後12時10分頃、第八高砂丸は出港した。しかし、出入り口前と海上での抗議行動により、当初の予定より出港が大幅に遅れた。
小さな成果でもそれを積み重ねることで、工事が思うように進行できない状況を作り出せる。大言壮語など見かけ倒しで、雨垂れが岩を穿つような現場での努力こそが成果を生む。
新型コロナウイルスの感染防止のため、人数制限をしないといけないのが歯がゆいが、感染が収まっているこの時期に積極的に行動に参加してほしい。
安和での行動を終えて辺野古に戻り、カヌーやゴムボートを片付けた。
午後3時8分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見ると、K8・K9護岸から陸揚げされた土砂が、②工区と②-1工区に投入され、嵩上げ工事が行われていた。
午後3時32分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
K9護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
ガット船は前日の午後に入った第二十八旭丸が停泊しているだけだった。しかし、10月27日午前0時半の段階でガット船6隻(第三十八ひなた丸、marumasa5号、第八高砂丸、寿鷲丸、進朋、聖嶺)が大浦湾に向かっている。明日の朝には入るだろう。
N2護岸では、写真で手前側の被覆ブロックの設置を終えたようだった。