13日(水)は台風18号の影響が残り、海が荒れていたので海上での監視・抗議行動は中止となった。
午前9時前にキャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行った。ゲートは閉まったままで、緑の網が張られた柵を片付けるアルソックの警備員や機動隊員、沖縄防衛局員の姿もなかった。
抗議に来た市民はプラカードを掲げて通行する車両に訴えたり、テントに戻って交流したりしていた。
メインゲートと工事用ゲートの間の工事は、現在、金網のフェンスの内側にU字溝を設置したり、法面にブロックを積む作業が行われている。
現場ではミキサー車の姿も見えるが、ここで使用されている生コンは、キャンプ・シュワブ内のプラントで作られたものだろう。
午前9時46分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
台風18号の影響で海上作業が止まり、ガット船による土砂の搬送やK8・K9護岸での陸揚げも止まっている。埋め立て工区で動く工事車両や作業員の姿もなかった。
K1護岸からK4護岸周辺のオイルフェンスも片付けられたままで、再設置の動きは見られなかった。
午前10時3分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K8・K9護岸ともにランプウェイ台船は接岸しておらず、海上作業は中断したままとなっている。
N2護岸の建設やサンゴの移植作業も行われていなかった。
サンゴの移植はリーフ付近で行われているので、ただでさえ波が高い。うねりが強いなか移植作業を行えば、事故が起こりかねない。作業を止めるのは当然のことだ。