28日(火)は午前8時55分頃、キャンプ・シュワブのゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に抗議した。
市民有志10人ほどがゲート前に座り込み、ほかにも数人が歩道でプラカードを掲げて、通行する車両に新基地建設反対を訴えた。
9月末になっても沖縄の日差しは強い。それでもセミ鳴き声は変わり、秋を感じさせる。やがてミーニシが吹き、タカが渡り始めるだろう。
ティダの会のメンバーも朝から抗議行動に参加した。新型コロナウイルスの感染拡大により、思うように活動できないのが歯がゆい。緊急事態宣言が明けたら、すぐに集まりを持とうと確認した。
生コンのミキサー車のほかに大型の排水管や砂、砂利などを積んだ車両が入った。ただ台数は少なく、短時間で搬入が終わった。N2護岸建設用の石材は入らなかった。
大型排水管や砂、砂利などはメインゲートそばの工事現場に運ばれていた。
台風16号の影響で昨日、今日と土砂の陸揚げ、辺野古側埋め立て工区への投入は行われていない。K9・K8護岸に接岸しているランプウェイ台船はなかった。
大浦湾内のランプウェイ台船8隻は空船が多く、土砂が載っていても少量だ。
沖の波が高いので昨日、今日とガット船は移動できず、安和・塩川沖に停泊したままとなっている。
ゲートから砕石が入っていなかったが、案の定、N2護岸ではショベルカーやクレーン車が片付けられ、工事は行われていなかった。
警戒船やサンゴの移植を行う作業船も海に出ていない。
サンゴの移植は、波が高くなるリーフで行われている。海が荒れれば作業はできなi。そのため、できる限り工事を進めようと、夏場の高水温期でもかまわず「移植」を強行している。サンゴの生残率などおかまいなしだ。