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Channel: 海鳴りの島から
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土曜日も埋め立て工事は進められている。新型コロナ下でどう市民運動を続けていくのか。

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 22日(土)は午後1時9分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・屋部5号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 青く見える場所は団粒化剤が吹きつけられているのだろう。辺野古崎側の工区と②工区の南側で土砂が投入されていた。

 午後1時12分頃、ガット船3隻(清明、第八藤進、進朋)が大浦湾から出ていった。入れ替わりにガット船2隻(第八高砂丸、第二十八旭丸)が大浦湾に入った。

 午後3時37分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸に2隻、K8護岸に1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 並行して、ガット船からランプウェイ台船に土砂を移し替える作業も行われていた。

 土曜日はゲートからの資材搬入はない。しかし、海ではいつも通りにガット船が出入りし、辺野古側では埋め立て工事が行われている。

 沖縄では今日、新型コロナウイルスの新規感染者が、これまでで最多の231人となった。明日23日からは緊急事態宣言が発令される。県独自の宣言も含めれば4回目だ。オール沖縄会議は抗議行動の中止を継続するが、それをあざ笑うように工事は加速している。

 大人数での集会や抗議行動ができないなら、別の形での取り組みを考えて実行する必要がある。コロナだから仕方がない、と言い訳して何もしないでいれば、人々の関心は薄らぐばかりだ。

 インターネットを活用するのも大事だが、エコーチェンバー現象が問題となっているように、内輪だけで盛り上がってしまいがちだ。感染症対策を取りながら現場で行動し、その状況を広く市民に伝えていく努力を怠ってはいけない。

 工事現場の作業員や警備員で感染者が多発し、クラスターが発生しているならまだしも、工事が当たり前のように行われているなかで、抗議する側だけが自粛してひきこもるのでは工夫がなさすぎる。目に見える形で抗議の意思を示すこと。そのために努力したい。

 


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