11日(火)は午前7時7分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。撮影時はK8・K9護岸にランプウェイ台船が接岸し、ダンプカーが何台か見えただけだった。だが、あとで写真の画質を調整してよく見ると、土砂の積み込みが始まっていたようだ。沖縄防衛局が埋め立て土砂の投入に力を入れているのが分かる。
この日はカヌー6艇と平和丸1隻で海上行動を行った。
午前8時3分頃松田ぬ浜を出発し、オイルフェンス沿いを漕いで辺野古崎を抜け、大浦湾に出た。先にガット船2隻が出たあと、新たに3隻(進朋、寿鷲丸、美鍛丸)が入ってくるのに、航路近くで抗議した。
長島の間を抜けて辺野古崎側に戻り、K8護岸のランプウェイ台船の入れ替えをオイルフェンス沿いで待った。明神3号に載っている土砂は残り僅かだったが、思いのほか作業がゆっくりで時間がかかった。
午前10時6分頃、明神3号の陸揚げが終わり、次の台船(屋部5号)が動き出したので、オイルフェンスを越えて待機した。午前10時20分頃、屋部5号が近づいてきたのでK8護岸に向かって漕ぎ、プラカードを掲げて抗議した。
海保に拘束されて松田ぬ浜に戻り、午前11時20分頃に海上行動を終えた。沖縄も新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が5月末まで延長されている。しばらくは人数と時間を絞っての抗議行動がつづく。
午前中は雨の予報もあったが、途中から日が差してきた。沖縄は梅雨に入っていて蒸し暑いので、熱中症に注意したい。
カヌーを片付けたあと少し草刈りをして、午後12時27分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8護岸で土砂の陸揚げは行われていたが、ダンプカーの数は少なかった。K1護岸側の仮設道路近くとK2護岸側に土砂が降ろされ、嵩上げが行われていた。ブルーシートや団粒化剤で青と緑に見える部分以外の茶色い部分は、嵩上げのために新たに土砂が投入されている。
上の写真で奥の方は辺野古崎側の工区になる。嵩上げのための土砂投入が進み、ほとんど茶色になっている。
午後1時34分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見ると、K9・K8護岸ともに土砂の陸揚げが行われていた。
ガット船が2隻出て、新たに2隻(marumasa3号、第二十八旭丸)が入ってくるところだった。ほかに寿鷲丸、清明、第八高砂丸、美鍛丸が停泊していた。