Quantcast
Channel: 海鳴りの島から
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2937

午前中は土砂切れで、陸揚げ、投入はほんのわずかしかなされず。

$
0
0

 8日(木)は朝、カヌー6艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船は平和丸と不屈が辺野古漁港から出港した。

 カヌー6艇は平和丸に乗って先にK8護岸前まで行った。午前8時20分頃,K8護岸にはランプウェイ台船が接岸していたが、土砂はほとんど載っておらず、ショベルカーも台船から降りていた。

 K8護岸に来るほかの3隻の台船も土砂は載っていなかった。K9護岸では土砂の陸揚げが行われていたが、載っている量はわずかで、短時間で終了した。こちらも次の台船は準備できておらず、デッキバージを含めて土砂切れの状態となっていた。

 安和の琉球セメント新桟橋や本部港塩川地区で土砂を積み込んでも、海が荒れて大浦湾までガット船が来られないとどうしようもない。デッキバージに仮置きするにしても、8000トン程度では1日で陸揚げしてしまう。海上運送は一度に大量に運べるが、天候に左右される。

 結局、この日は午前中、K8護岸での土砂陸揚げは行われず、K9護岸では少量陸揚げしただけで、埋め立て工事はほとんど進まなかった。

 抗議船とともにオイルフェンス沿いで様子を見たあと、平島に移動して休憩を取った。土砂切れなので、ガット船が大浦湾に入るのに航路付近で抗議しようと考えていたが、船舶位置情報では午前中入れる地点にガット船はなく、午前10時で海上行動を切り上げ、カヌーを漕いで松田ぬ浜に戻った。

 カヌーを片付けたあと、テント2周辺の草刈りなど作業を行い、午後12時7分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 K8・K9護岸ともにまだ土砂の陸揚げはなされず、辺野古側埋め立て工区に工事の動きはなかった。理由は何にしろ、工事が進まないのはいいことだ。

 陸地側の仮設道路に沿いに排水管が設置され、K1護岸近くの浄化施設付近に流れるようになっているようだ。

 午後12時46分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。ランプウェイ台船やデッキバージは土砂が載っておらず、埋め立て工事が進められない状態が続いていた。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2937

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>