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Channel: 海鳴りの島から
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安和の琉球セメント新桟橋で抗議行動

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 26日(火)は午後から安和の琉球セメント新桟橋に行き、出入り口付近で土砂搬入に抗議した。

 午後1時29分頃、新桟橋には第百三十六伊勢丸が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。本部町島ぐるみ会議のAさんによれば、この日は1隻目に聖嶺、2隻目に鶴見丸が土砂を積み込んだという。伊勢丸は3隻目で、午後3時40分頃、土砂の積み込みを終えて離岸すると塩川沖に向かった。

 塩川沖にはガット船13隻(聖嶺、國喜18、marumasa2号、同3号、かいおう丸、松龍丸、鶴見丸、進朋、第八そうほう丸、第八藤進、第八高砂丸、寿鷲丸、神峰)が停泊していた。

 塩川沖に停泊しているガット船は大半が土砂を積んでおり、そのせいもあってか、本部港塩川地区では土砂の積み込みが行われていなかった。

 

 午後2時7分頃、安和の琉球セメント新桟橋に戻り、入り口前で土砂の搬入に抗議した。こちらでも市民有志による抗議行動が続けられている。

 

 土砂の搬入は午後7時44分頃まで続けられた。安和では連日、残業が行われているという。

 約5時間半、休みもせずに入り口前を往復し続けたので疲れた。しかし、高江のN4ヘリパッド建設工事で、朝の6時半から夜の9時まで、食事とトイレ以外はぶっ続けでメインゲート前に立ち、監視・抗議行動を続けた時を思い出せばこれくらいは……、と自分に言い聞かせたが、難儀なことに変わりはない。

 一銭の得にもならないことを、自分の貴重な時間を削ってやり続ける人たちがいる。日当をもらっている、というデマが流されるが、金をもらわずにここまでやる人たちがいるのを信じられないのだろう。

 皆それぞれの思いがあるわけだが、ああ、こういう人たちがいるんだな、ということを知ったのは、辺野古や高江に通って一番の良いことだった。

 


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