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Channel: 海鳴りの島から
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キャンプ・シュワブで米兵43人が新型コロナウイルスに感染/すぐに基地を閉鎖し工事を中止せよ

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 20日(水)は午前11時57分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、2回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。

 沖縄県では今日から独自の緊急事態宣言が発出されており、オール沖縄会議による取り組みは工事車両の監視のみとなった。今日の座り込みは市民有志によるものだが、それでも全体で30人近い人が集まっていた。

 座り込みや歌、シュプレヒコールなどはいつも通りだが、機動隊の規制に対しては全員が自ら立ち上がり、移動していた。

 

 県内メディアの報道によれば、キャンプ・シュワブで新型コロナウイルスの新規感染者が43人発生したという。これまでにない数字であり、基地従業員や住民との接触の有無など詳細を明らかにするのは当然のこととして、すぐに基地を閉鎖し、米兵の外出を禁止すべきだ。ジョギングをしている兵士やマスクをせずに数人で集落内を歩いている兵士の姿を目にする。辺野古集落の人も不安に駆られているはずだ。

 基地封鎖と同時に辺野古新基地建設工事もすぐに中止すべきだ。沖縄では今日も111人の新規感染者が出ている。このような状況下で工事を強行するから市民は抗議せざるを得ず、機動隊や海保も警備に当たらざるを得ない。軟弱地盤の問題で完成のめども立たない工事のため、作業員や警備員を含めて多くの人が危険にさらされている。工事を止めれば辺野古のゲート前や海、安和、塩川に人が集まる必要もないのだ。

 辺野古ダムでは午後1時8分頃、作業員3人がイカダに乗って出てくると、ダム湖に残っていた単管やぐらの解体、撤去作業を行っていた。ダムや周辺でのボーリング調査は終わったようだ。美謝川切り替えに向けてほかの地点での調査が行われるかを含め、次の動きに注意したい。

 午前11時16分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9護岸とK8護岸ともにランプウェイ台船1隻が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。K9護岸ではランプウェイ台船への土砂の移し替えが遅れたようで、2隻をそろえられなかったようだ。

 ガット船は第八藤進、國喜18、寿鷲丸、marumasa2号、marumasa3号、かいおう丸、第八高砂丸、栄雄丸の8隻が停泊していた。前の3隻はランプウェイ台船に土砂を積み替えていて、marumasa2号と同3号はデッキバージに土砂を積み替えていた。

 國喜18と第八高砂丸は前日から残っていた船で、ほかの6隻はこの日の朝に大浦湾に入っている。その際、第百三十六伊勢丸と聖嘉が大浦湾を出ている。

 このあと午後1時半頃に、第八高砂丸、第八藤進、寿鷲丸、marumasa2号、同3号の5隻が大浦湾を出て行った。

 カヌーによる抗議がないので海保が時間を持て余しているのか、オイルフェンスの外で操船練習を行っているようだった。

 辺野古に向かう途中、午前10時57分頃、名護岳の方から安和の琉球セメント新桟橋の様子を見た。桟橋には神峰が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。

 午後1時33分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはこの日2隻目のランプウェイ台船・屋部7号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 K9護岸から運ばれてきた土砂とともに②工区の中央部やK3護岸側に投入されていた。

 K4護岸内側の掘削された所に白い防砂シートらしきものが敷かれ、そばに積んであった採石をショベルカーで入れる作業が行われていた。

 この時間帯にはミキサー車による生コンの打設は終わっていたが、K4・K3護岸では型枠の作成など嵩上げ工事が進められていた。

 K4護岸の壁の外側に消波ブロックを設置する作業も行われていた。

 


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