15日(金)は午前11時53分頃、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。抗議行動のリーダーや機動隊の隊長から、新型コロナウイルス感染防止のため接触を減らそう、という呼びかけがあり、市民はぎりぎりまで座り込んだあと自ら立ち上がって移動した。
生コンのミキサー車のほかに生コンプラントやアスファルト舗装の材料、ローラー車などを積んだ車両が入っていった。ゲート前から排除された後は歩道でプラカードなどを掲げて抗議し、車列が途切れるとゲート前に戻ってデモ行進やシュプレヒコールで抗議した。
辺野古ダムのボーリング調査は、昨日見た時から単管やぐらのグリーンネットが外され、作業員の姿は見られない。水質調査は行われているが、ボーリング調査は機械音も含めて確認できなかった。
午後1時19分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・屋部7号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。K8・K9護岸から陸揚げされた土砂は、この時間帯ダンプカーで②工区に運ばれ、中央部やK2護岸側に投入されていた。
午後1時26分頃からガット船5隻(第八そうほう丸、松龍丸、marumasa2号、第八丸喜丸、鶴見丸)が大浦湾から出て行った。入れ替わりに第八高砂丸が大浦湾に入った。
K4護岸では嵩上げ工事が行われているが、K3護岸寄りの内側に採石が積まれた付近で掘削作業が行われている。掘り出された土砂は海に投入され、陸側から進められている埋め立て箇所と最初に接合しそうだ。積まれた採石が目隠しになって状況を把握しにくいが、K4護岸のL字型擁壁の切れ間付近で行われいる工事なので、排水関連の工事かと見ている。
K3護岸でも嵩上げ工事が行われている。型枠に生コンの打設が行われているようだった。
午後2時11分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
ガット船は大浦湾に入ったばかりの第八高砂丸が、ランプウェイ台船に土砂を移し替える準備をしていた。ほかに聖嘉と清明が空になった状態で停泊していた。
デッキバージは昨日からほとんど空になっているようで、目立った動きは見られない。