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Channel: 海鳴りの島から
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恩納村の海岸に座礁したランプウェイ台船・駿河に海上チームで抗議

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 14日(木)は朝7時半に恩納村名嘉真の海岸に集合し、本部町瀬底島付近から同海岸まで漂流、座礁したランプウェイ台船・駿河に対し、海上行動チームで抗議行動を行った。大潮の満潮時に合わせ前日から移動作業が進められていて、ちょうど7時半ごろからリーフの外側にいるタグボートが曳航ローブを曳き始めた。

 ダイバーが潜って後方の係留ロープを放し、駿河が押し船・第一駿河とともにゆっくりと沖に曳かれていく。海上行動地無は海岸に横断幕を張り、プラカードを掲げて抗議の声を上げた。数名のメンバーがハンドマイクを手に発言した。

 漂流、座礁する過程で駿河は、リーフのサンゴ礁を破壊している。新聞報道によれば、海底には駿河の部品らしき物も落ちているという。恩納村の海岸にはリゾートホテルが並び、ダイビングやシュノーケリングでサンゴ礁を眺める人も多い。駿河は自然を破壊するとともに、観光にも悪影響を与える事故を起こしたのだ。

 日本政府・沖縄防衛局は事故の原因と経過、実態を公表し、破壊されたサンゴの調査や部品の回収を早急に行うべきだ。これだけの事故を起こしながら知らんふりは許されない。県民にきちんと謝罪し、ランプウェイ台船やガット船を使用した土砂の積み込み、陸揚げを中止すべきだ。

 沖縄防衛局員や工事関係者も駿河の移動作業を確認していた。

 9月30日が時化になることは1週間前から予報されていた。係留装備の事前点検や当日の係留作業をきちんとやっていれば防げた事故だ。安全を重視するなら羽地内海に避難する時間も十分あった。それを怠った工事関係者と沖縄防衛局の責任は大きい。海上保安庁は事故に対しきちんと対処すべきだ。

 一番下の写真の3名の男たちは、抗議する市民を眺めながら「職業は反対派」とあざ笑っていた。工事関係者と思われるが、こういう連中が沖縄を食い物にし、辺野古利権に群がって血税を貪っているのだ。断じて許してはならない。

 


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