17日(火)は午前中、本部港塩川地区と安和の琉球セメント新桟橋入口に行き、土砂の積み込みや搬入に対する抗議行動に参加した。
午前7時20分頃、安和の琉球セメント新桟橋に寄ると、ガット船・栄雄丸が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
午前7時29分頃、塩川沖を見るとガット船が16隻停泊していた。ランプウェイ台船・第五明豊丸が前日積んだ土砂をガット船・第百三十六伊勢丸に積み替える作業を始めていた。同じく、土砂を積んだ呉屋5号にはかいおう丸が近づいていた。
午前7時38分頃、本部港塩川地区に着くと、桟橋ではいつものように東栄三号と呉屋7号が、土砂の積み込みを行っていた。
本部町島ぐるみ会議の皆さんを中心に、土砂を運ぶダンプカーの前をゆっくりと歩いて抗議行動を行っていた。少人数による行動だが、車の流れが停滞することで、台船に乗り込む車が途切れることがしばしば生じる。
積んだ量しか埋め立て工区に土砂を投入できないのだから、積み込みを減らす行動が重要となる。
空気が乾燥し、風が強いので石灰岩の粉末が舞い、砕石場がかすんで見える。港内も散水が間に合わず粉塵がひどい。テイケイの警備員も本当は不織布マスクを使いたい人が多いのではないか。
新型コロナウイルス対策だけでなく、粉塵被害防止のためにもテイケイはマウスシールドを止めて、不織布マスクを使用させるべきだ。テイケイという警備会社は、労働者の健康を無視するひどい会社だ。
午前9時24分頃、沖で土砂の積み替えを行っていたランプウェイ台船・呉屋5号が作業を終え、移動を開始した。
同9時49分頃、土砂の積み込みを終えて東栄三号が離岸した。いつもなら呉屋5号が入れ替えで接岸するのだが、この日は港に入らなかった。
そのあと、午前9時50分頃に第五明豊丸も土砂の積み替えを終え、沖を本部方面に移動していった。同10時26分頃、呉屋7号が土砂の積み込みを終えて離岸したが、そのあとに入ってくる台船はなく、同10時35分頃に作業員がフェンスを片づけはじめた。
沖縄島東海上の波が高く、ガット船が大浦湾に移動できず塩川沖に滞っている。大半の船がすでに土砂を積んでいるため、この日の積み込み作業は台船2隻のみで終了したようだった。
午前11時3分頃、安和の琉球セメント新桟橋に行くと、栄雄丸が出航し、第八高砂丸がこの日2隻目として着岸しようとしていた。このあとインターネットで確認すると、3隻目には清明が新桟橋で土砂の積み込みを行っていた。
旧桟橋の解体作業も進められている。セメントの圧送パイプなどが撤去され、ランプウェイ台船に積み込んで破砕する作業が行われていた。
新桟橋の出入り口では、土砂の搬入に対する抗議行動が行われていて、午後12時までその輪に加わった。
行動は作業終了まで続けられている。都合がつく日、時間帯にぜひ参加してほしい。