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Channel: 海鳴りの島から
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安和で土砂積み込み・搬入に海と陸から抗議

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 20日(火)は安和の琉球セメント新桟橋に行き、カヌー9艇と木の葉蝶で海上から、ガット船への土砂積み込みに抗議した。

 午前8時半頃、安和の現場に着くと新桟橋には、ガット船・國喜18が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。満潮で砂浜が使えなかったので、道路脇でカヌーの準備をし、8時40分頃に先発組が海に出た。

 旧桟橋の解体工事のために張られた汚濁防止膜沿いを漕ぎ、新桟橋まで行って抗議行動を展開した。午前9時55分頃、土砂の積み込みや均しが終わり、海上保安官が海に入って新桟橋付近のカヌーの強制排除を開始した。

 午前10時46分頃、カヌー8艇が新桟橋付近から排除され、海保に拘束された。残り1艇が航路付近で抗議して拘束された。國喜18は午前11時頃、塩川沖に向かって出航し、入れ替わりに清明が新桟橋に着岸した。

 昼食後、午後は新桟橋の出入り口で、土砂を運んでくるダンプカーへの抗議行動に参加した。仮置き場には大量の土砂が積み上げられていて、それがベルトコンベアでガット船に運ばれる。

 辺野古の海の埋め立てを止めるには、多くの人が安和や塩川に集まって、土砂の搬入を止めるしかない。これが現実だ。沖縄の民意や地方自治、民主主義の尊重を訴えても、それを平然と踏みにじる日本政府に対し、何の幻想を抱けようか。

 軟弱地盤の問題があるから、いずれ工事が止まると思ったら大きな間違いだ。難工事で工事が長引き、予算が投入されればされるほど笑う奴らがいる。米軍にしても、辺野古新基地工事が行われている間、公然と普天間基地を使い続けることができるから何も困らない。

 旧桟橋の解体工事が始まっていて、クレーン付き台船の横には、ランプウェイ台船・屋部2号も停泊している。今日は旧桟橋周辺の浚渫が行われていた。

 辺野古に戻ってカヌーや木の葉蝶などの片付けをしたあと、午後3時10分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・明神3号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 この時間帯には、運ばれてきた土砂は②工区の2か所に投じられていた。ダンプカーが下した土砂が並び、それをダンプカーが海に押し出していく。②-1工区をはじめ、緑の団粒化剤が塗布された場所が広がっている。

 午後3時29分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。k9護岸では土砂の陸揚げが続けられていた。

 ガット船は第八高砂丸がランプウェイ台船に土砂を移し替えていた。ほかに栄雄丸が停泊し、航路からは美鍛丸と聖嶺が大浦湾に入ってくるところだった。

 


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