27日(木)は午前11時頃に瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。ガット船やランプウェイ台船は台風避難を継続しているので、K9・k8護岸にも動きはない。
この日は作業和船やタグボートなどが数隻出て、フロートやオイルフェンス、汚濁防止膜などの点検、補修を行っているようだった。
午前11時36分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。ガット船やランプウェイ台船が動けないので、埋め立て工事も行われていない。
嵩上げ工事が行われているK2護岸やK4護岸では、生コンの打設は行われていなかったが、型枠作業は行われていた。
K4護岸の上に乗せられていたオイルフェンスや汚濁防止膜が、クレーンで護岸の内側に置き直されていた。台風対策としてはこの方がいいだろうに、どうして最初からそうしなかったのか。再設置する時の手間を考えたのだろうか。
午前11時58分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、2回目の資材搬入に抗議した。生コンプラントの原料を中心に、10数台がゲートから入っていった。埋め立て工事が止まっているので、関連する資材の搬入も止まっているようだ。
1回目に入った生コンのミキサー車に続いて、フロントガラスの内に「埋1」の表示がされたダンプカーが出ていった。K8・K9護岸から②-1工区に赤土土砂を運んでいるダンプカーで、ゲート前で工事車両のチェックをしている人によれば、昨日から埋め立て土砂を運ぶ車両が出ているとのこと。
週明けに台風が沖縄に接近するとの予報が出ている。ガット船やランプウェイ台船が避難先から動けず、当分は埋め立て工事ができないとの判断で、埋め立て土砂を運ぶダンプカーも外に出ているようだ。次に入るのは旧盆休みが明けて以降になるだろう。