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Channel: 海鳴りの島から
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安和の琉球セメント桟橋の出入り口で、土砂搬入に抗議行動

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 2日(木)は午後2時頃に安和の琉球セメント桟橋に行き、辺野古埋め立て用の土砂を搬入するダンプカーに対し、出口付近で行われている抗議行動に参加した。

 安和に着くと新桟橋にはmarumasa3号が接岸し、土砂を積み込んでいた。現場でダンプカーの台数を数えている本部町島ぐるみ会議のメンバーによれば、この日3隻目で丸喜丸、清明が先に土砂を積んで出航したとのことだった。

 手前の旧桟橋には動きがなく、昨日、今日とセメントの出荷作業は行われていない。明日あたりセメント運搬船が来そうだが、どこに、どのように着岸するか注目している。旧桟橋の使用は許されない。

 出口付近では土砂を下ろして国道に出ようとするダンプカーに対し、市民が出口付近をゆっくりと歩いて、簡単に国道に出られない状況を作り出していた。土砂を積みに戻るのを少しでも遅らせ、大浦湾に向かうガット船を1隻でも減らしたいのだ。

 少人数でも出口で牛歩を行うと、出るのを待つダンプカーが構内に溜まっていく。土砂を積んできたダンプカーがベルトコンベアーに向かうにも、出る順を待つ列を迂回しないといけない。ダンプカーがさらに滞留すると、入るのも難しくなる。

 誰も抗議する人がいなければ、ダンプカーはどんどん出ていき、土砂を積んで戻ってくる。土砂の積み込みが遅れれば埋め立ても遅れる。少人数でもこれだけの成果が出せる。多くの人が集まれば、工事を止めることも可能なのだ。

 4隻目に新桟橋に着岸したのは、美鍛丸(みかまる)という初めて目にするガット船だった。インターネットで調べると、小池造船海運株式会社建造で積載トン数2300トン、進朋、清明と同じシリーズのガット船らしい。

 私は所用があって午後5時で引き揚げたが、ほかの皆さんは残業にも抗議を続けて、午後8時頃まで抗議を続けたらしい。皆、忙しいなか時間をやりくりして参加している。短時間でも抗議行動に参加して、辺野古の海、大浦湾とその周辺に住む人々の安全を守ってほしい。

 


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